大きな会場が一つの楽器となった

1998年11月29日に神戸ワールド記念ホールにて、阪神・淡路大震災復興支援と世界平和を祈念して「第１回1000人のチェロ・コンサート」が開催されました。

国内外から1,013名ものチェロ奏者が集まって、ひとつの場で演奏するという世界でも初めての試みは、通常のアンサンブルを遥かに超えた、独創的な響きを生み、多くの人に至上の感動を呼び起こしました。

その後、参加者が中心となり、「あの感動を再び」というチェロアンサンブルへの思いと、被災地復興支援や国際平和に、チェロを弾くことで少しでも役に立つことができればとの思いを集め、NPO国際チェロアンサンブル協会を設立し活動を継続、神戸にて第２回（2001年）、第３回（2005年）、第４回・広島（2010年）、第５回・仙台（2015年）と開催を重ねています。

フェリシモは、その想いに共感し、プロジェクトの実現のために、協賛とともに、配布物やCD・ビデオ・写真集の制作、記念グッズの製作などの協力を行っています。第３回（2005年）には、演奏者として参加するために、社内で有志を募り、全くチェロを弾いた事のなかった社員が練習を重ねて参加しました。その後は、社内クラブ『チェリシモ』として、第４回・第５回に参加し、近隣企業でのロビーコンサートなど、音楽を通じて人と自分をしあわせにすることができるよう、楽しみながら活動しています。