ガムテープやごみ袋、トイレットペーパー、食品ラップやアルミホイル……に絵がついているなんて! を実現したかった。 資材や消耗品に絵がつくだけで、お気に入りの特別に変わるのです。そばに置いて大切に使いたいモノたちをお届けしたかったのです。 ガムテープは荷物の箱を閉じるだけのモノではなくなり、ごみ袋も無造作に口を結ばれて捨てられるものではなくなり、ステーショナリーに、ラッピンググッズに変化しました。食品ラップにプリントされると、お弁当のおにぎりが猛烈かわいくなりました。プリントされたトイレットペーパーは、大切な友だちをもてなし、話題のきっかけにもなりました。歯ブラシとタオルとターバンが同じプリント柄のおそろいだったら、朝の身じたくがうきうきしそう。 今はよく見るようになりましたが、「? ガムテープにプリントですか?」と協力企業のみなさまにも、当初は驚かれたりした時代がありました。あたりまえのものを特別にする魔法は、「絵をプリントしたらかわいいのに!」という素直な思いだったのです。 「資材として特徴なく店頭に並ぶだけと思っていたモノが、みなさまに大切に扱ってもらえるモノになり、驚くほど社員が喜びました。生産に取り組む姿勢も変わりました。」とお話しをいただいたことも忘れられません。