「LIVE LOVE KOBE」は、2015年12月から2016年3月末(第一期)と2016年8月から11月末(第二期)、2017年2月(特別編)にわたり、神戸市から委託事業として企画運営した神戸市移住促進事業です。 神戸市の人口が減少傾向にあることを背景に、当時全国初の非常にユニークな取り組みとなりました。 「神戸に暮らすひと自身が神戸の魅力を発信できるはず」という考えのもと、「実際に神戸に暮らす機会をつくる」「神戸暮らしを愛するひとと出会うことで神戸の魅力を直接体験できる機会をつくる」というコンセプトで事業を企画しました。 全期間で35,000ユーザーを超える方が応募サイトにアクセスしてくださったほか、新聞やテレビ、ラジオ、WEBメディアに多数取り上げていただきました。 用意した物件の利用可能人数に制限があったことから参加者は合計で58組82名にとどまりましたが、2組3名はLIVE LOVE KOBEへの参加をきっかけとして、実際に神戸へ移住されました。 運営にあたっては、事業期間の数カ月間だけ部屋を賃借し、神戸での“試住”生活を参加者に楽しんでいただけるように「森を見る部屋」「レトロ中のレトロ」といったオリジナルのコンセプトをたててお部屋をプロデュース。暮らすために必要な家具家電の一切を用意しました。 神戸暮らしを愛するひと探し、その方が神戸の魅力を紹介する「暮らし体験ツアー」の企画、ウェブサイトの企画運営、参加者からの24時間の問い合わせ対応など、通販事業とはまったく異なる領域でのチャレンジになりました。 のべ260個を超える「暮らし体験ツアー」のユニークさが参加者や神戸市役所、各種メディアから好評だったほか、フェリシモ・プロデュースの部屋は「Krasoカタログの中に住んでいるみたい」と特に好評でした。