書店は書籍や雑誌などを売る所ですが、今では大型の付録付の雑誌や、雑貨や小物、そしてカタログなども普通に販売されています。 ハイセンスでは昭和60年より自社カタログを全国の書店で販売するため、出版社の番線を取得し、書店(組合)に営業を開始しました。 当時は書店でカタログを扱う事例はなく、「前例がない」「書籍を案内しているカタログは業界と競合する」「カタログは売れない」などの理由でなかなか取り合ってもらえませんでした。 粘り強く交渉を重ねた結果、ようやく「サンタブック」や「はいせんす絵本」などのカタログの全国の書店での販売が開始されました。まさに先例がなく、業界で最も先駆けた事例となりました。 そして反対を続けていた書店組合もその実績の高さに驚いたのです。