1995年より入居していた朝日ビル21階の商談室は、2010年頃にリニューアルの計画が立ち上がりました。 2011年に発生した東日本大震災によって、お客さま対応や支援活動、それに伴う節電運動などのために一旦は計画が無期延期状態になりましたが、やはり商談室をリニューアルすることで新しいアイデアや企画、よりフェリシモらしい商品やサービスを続々と産み出していく場所にしていこう、とプロジェクトが再開されました。 そして多くの従業員のニーズやリクエストを広聴した上で、白くてフラットなイメージの構想となっていきました。このスペースそのものは何もデザインされていない「一枚の画用紙」で、そこから多彩で多様な企画やプロダクツを産み出していこう、というコンセプトで設計が進んでいきました。 完成したスペースは、白い床と壁、ガラスで仕切られたクリアで無機質な空間です。 そしてこの空間は「しあわせを育てるファーム」という意味を込めてPla+Farm(プラットファーム)と命名されました。1本の生のグリーンが象徴的に置かれています。 この空間から数多くのコミュニケーションが生まれ、フェリシモらしいユニークなデザインやアイデアや企画やコンセプトやビジネスモデルが生まれ続けています。