「支援されるだけの立場から、地元に花を咲かせる主人公へ」 東日本大震災のあと復興プロジェクトのひとつとして始まった取り組み。編み物や縫い物、刺し子など被災したお母さんたちの内職支援をしながら商品を販売し、売上の一部でそれぞれの地元に花や緑を植えていくプロジェクト。 最初はただ支援を受けるだけだったお母さんたちも「自分の仕事が地元のためになるなら」と慣れない作業でも丁寧に取り組んでくれました。商品には顔写真入りの「私が作りましたカード」を同封してもらい、購入者は作ってくれたお母さんひとりひとりに直筆のメッセージを送ることができるようになっています。すると全国各地のお客さまからお礼や励ましのメッセージが集まってきました。貯まった基金を使って仮設住宅にはたくさんのプランターが設置され、桜の苗木は東北各地で合計300本以上を植樹することができています。10年~20年後の立派に育った桜たちを見るのが楽しみです。