「みんなの地球村」は世界各地で育まれた伝統工芸とのコラボレーションから魅力的な“作品”を生み出し、その作品を多くの人々に楽しんでいただくことで、生産パートナーの方々に“希望”という贈りものを届けているプロジェクトです。 「みんなの地球村」がものづくりをする上で大切にしていることは「作り手に寄り添い、互いに理解し合うこと」。「彼らのしあわせのためにどんなお手伝いができるのかを考え続けること」です。そのため、ひとつの商品(わたしたちは“作品”と呼んでいます)が誕生するまでの物語、作り手である人々の暮らしや想いを届けることをとても大切にしています。 「みんなの地球村」は、経済的な格差(アンフェア)を是正することが最終的なゴールではありません。「みんなの地球村」が目指すのは、人の温もりと優しさを贈り、贈られる体験を通じて、人と人がつながり、人と自然がつながり、誰にとってもあたたかい世界になるように寄与し続けることです。
お客さまから毎月寄せられる基金は、世界各地で進められているさまざまな支援活動に活用されます。それは自然災害を受けた地域の医療や保健、衛生面のサポートや極度の貧困や飢餓で苦しむ人々への食糧支援だけに留まらず、地域住民の自立を支援する活動や子供により良い教育環境を提供するための活動など多岐にわたります。 また、各地域で抱えるそれぞれの問題はとても根深く、例えば、子供に教育の機会をつくるためには、大人たちが仕事につけるようにすること、子供たちに学びの場を提供すること、先生を育てることなど、複数の課題の解決が求められています。 「地球村の基金」によって、そのすべてを支援することはできませんが、たくさんのお客さまから寄せられたあたたかい気持ちを、世界の人々の未来への希望というカタチの贈りものとして、現地の人々を勇気づけ、主体的に問題の解決を目指して活動することをサポートしつづけていきたいと考えています。 たくさんの力が集まり、その想いがどんどんつながり続ければ、それはやがて誰もがしあわせに向かう一歩を踏み出す力になると信じています。