しあわせの学校は、毎日の暮らしの中で自分磨きを提案するeラーニングサイトとして、2006年創設。暮らしのウェブ講座、ウェブ検定、そして、生活者から寄せられた2万件のしあわせ生活物語からなる、世界一のしあわせウェブ事典『しあわせ生活事典~400文字の暮らしのしあわせ物語』を通して、自宅に居ながらにして学べる学校として親しまれました。 また、eラーニングと連動しつつ、全国のクラスメイトとの出会いを通して体験的に学び合う、春と秋のスクーリングを実施。年間受講生は5000名を数え、スクーリング参加登録講師のネットワークは200名を超えました。 暮らしの上手や得意を伝え学びあうことで、だれもが生徒にも先生にもなれる、この学校に集いあう多くの生活者からまだ見ぬ才能の持ち主を発掘し、その夢と活動をサポートする「スターフェリシモ・オーディション制度」や、脳科学の世界的権威・林成之医学博士の指導のもと、全国のお母さんを中心に脳のしくみを伝え、親子が共にすぐれた才能とこころを育みあう環境づくりを推進する「育脳メソッド認定 育脳インストラクター制度」を開発。現在も育脳インストラクターのたゆまぬ活動が続いています。
2011年東日本大震災後、同年4月には、カルチャーを通して被災地支援を行う「もっと、きっと、ずっと祭」を各地で開催、受講料の全額を支援金として贈り、同年11月には、国際支援への恩返しボランティアとして「幸福生活文化国際ボランティア大使」(幸福大使)を結成。作家の玉岡かおるさんを団長に、17人の有志講師陣らが日本の様々な生活文化を現地での講座やワークショップの開催を通して伝えました。 その後、2016年にサービス終了をもって閉校しますが、アジア地域での幸福大使の精神は、2014年各界のプロフェッショナルによる国際文化交流「幸福大使Pro」へと繋がり、米国ロサンゼルス サンタバーバラでの国際文化交流へと発展。その功績はロサンゼルス校に永久保管されています。
●しあわせの学校刊行物 ・しあわせ生活事典 ・しあわせ結婚事典 ・暮らしムック 4タイトル ・しあわせ読本 幸せの種をまこう 『しあわせ生活事典』は、世界一のしあわせウェブ事典より529(こうふく)作品を収録の上、記念出版。福祉施設への寄贈などを行いました。また、暮らしムックはしあわせの学校のオリジナル刊行物として発売、 特別な日のセレモニープランを綴った『暮らしの式典』、日本の美しい暮らし方を提案する『にほんに暮らす』、かんたん部屋づくり・模様替えアイデアのつまった『おうち工房』、<好き>を仕事にした人たちに取材した『かわいい仕事』など、テーマごとに各6冊を刊行、シリーズ24冊のコレクションムックとして親しまれました。『しあわせ読本 1 幸せの種をまこう』は、 しあわせの学校がカルチャーによる被災地支援活動の一里塚として記念刊行、 宮沢賢治没後80年記念特別レクチャーを収録しました。