1995年1月17日に発生した阪神・淡路大震災は、多くの被害、被災者、壊滅を産み出した未曾有の大災害でした。 同年2月に大阪から神戸への本社移転を決めていたフェリシモはその延期を余儀なくされました。 被災者や被災地の支援や応援を続けながら、移転の時機について検討を重ねました。 そして街が整理され、交通機関が回復し、支障なく通勤できるだろうと、同年の9月20日に神戸への本社移転を決定しました。 神戸市から他市への企業移出が続く中、神戸に本社を移すフェリシモを、神戸の方々は暖かく迎えていただきました。「引越しそば」の代わりにおこなった「がんばれ神戸26時間コンサート」も大盛会でした。3年後には神戸市須磨区に総合流通センター「エスパス フェリシモ」を建設し、稼動がはじまりました。