1990年代、企業が主に寄付という手段で社会貢献を進めた潮流の中で、フェリシモでは、経営者主導でフェリシモの森基金(1990年案内開始)、フェリシモしあわせマーク商品認定(1991年案内開始)、フェリシモニューヨーク(1992年オープン)、国連50周年記念事業グローバルスポンサー(1994年選出)といった商品や事業に環境・社会貢献の要素を付加価値付けする活動だけでなく、グローバル化を推進する象徴的なプロジェクトが進められました。 その一環で「フェリシモ サンタクローズサークル」は、国内外の災害や貧困に苦しむ人たちへの衣類(クローズ)を中心とした緊急支援を行うことで、あたたかな善意の輪、友情の輪をひろげたいとの願いで進められたプロジェクトで、活動を通して醸成された生活者やNGOとのネットワークや実績は、自立支援型プロジェクトの「フェリシモ 地球村の基金」(1993年)に発展しました。