舞台は南フランスのクラシカルなお城のような女学校。女の子たちは礼儀正しく賢いマドモアゼルへの道を歩みます。読書に音楽、おしゃべり、おしゃれ。楽しい毎日を過ごす彼女たちのよそおいは清楚そのもの。白い衿やリボン、控えめなレースやフリル。カラーは上品なモノトーンやブルー……。映画や小説に出てきそうな女の子になれる、素敵なお洋服のブランドが「リールドゥ」です。 ブラウスにワンピース、ジャンパースカートなど、そのまま女学校の制服にできてしまいそうな愛らしいデザインがいっぱい。肌にやさしいコットンのナイティーやインナーも誕生。女の子の「あこがれ」と、パパやママの「素敵な女の子に育ってほしい」という気持ちがそのまま形になったコレクションでした。 1984年ごろに誕生し、10年以上の長きにわたって、はいせんす絵本の子ども服の中心的な存在に。たくさんの女の子たちを育てたお洋服のブランドは、同時に先輩から後輩プランナーへと思いをつなぎ、プランナーの心も育ててくれました。